仲介会社に登録していたり、個人で受けていたりする方に必見です。
ベビーシッターでの事前面談や当日に使えるヒアリングシートを作成してみました。
仲介会社のヒアリングシートを使用していましたが、簡単なものだったため、「この項目は聞いておきたい」「これは確認したい事項だな」と実際にヒアリングを通して思ったことを、私なりにアレンジして作成しました。
サンプルテンプレートも載せていますので、是非参考にしてみてください。
ヒアリングシートについての情報をまとめていますので、最後までご覧ください。
何故ヒアリングシートが必要なのか
現在、デジタル化が進行しスマートフォンでも簡単に記録ができるようになりました。
緊急時にはすぐに対応できるように、親御様の連絡先や住所などが仲介会社ではシステム登録してあります。
しかし、そのシステムがいつトラブルになるか分からない、そのことも十分に可能性はあり、そういった場合に対応するため、紙でのヒアリングシートに書き込むことが大切になってきます。
また、各ご家庭の情報やお子様の情報などはそれぞれ違います。
そのご家庭やお子様に合ったサポートをするために、ヒアリングシートは欠かせないものになります。
親御様とこの事前面談や顔合わせを丁寧に行うことで、子育てや保育の照らし合わせやトラブル回避にもつながるので、ヒアリングシートに細かく書き込みましょう。
ヒアリングシート【テンプレート】
今回は、
1.事前ヒアリングシート
2.当日ヒアリングシート
3.送迎ヒアリングシート
4.病児・病後児ヒアリングシート
5.低年齢児ヒアリングシート
をテンプレートでご紹介します。
細かくヒアリングすることで、ご家庭やお子様の様子を知ることができます。
丁寧にお聞きすることで、お子様が「ご家庭での普段の過ごし方」に寄り添えると思います。
参考にしてみて、自分なりにアレンジを加えるのもいいですね。
事前ヒアリングシート
何点か大切なポイントをお伝えします。私の失敗談などもお伝えするので、重要です。
1.住所はふりがなを書いておくこと!住所は確認すること!
2.親御様が在宅かどうか確認すること!
3.終了後の引継ぎ確認を必ず行うこと!
4.母子分離が不安な親御様やお子様の対応について聞くこと!
5.避難場所や避難経路の確認をすること!
住所はふりがなを書いておくこと!住所は確認すること!
住所になぜふりがなを書いておく必要があるのか、それは、
緊急時に読めるようにするためです!!
これは以前勤めていた園の園長が、緊急で救急車を呼ばないといけないときに、ひらがなでも読めるようにした方がいいと言っておられました。
重症や意識障害がある場合は、かなりテンパってしまい、今まで読めていたものも読めなくなるということをお聞きしました。
個人宅へ伺う時は、馴染みのない地名もあるので、読み方を調べて、親御様に確認しましょう。
また、住所変更があって行き間違いを防ぐためにも、住所確認を行いましょう。
私は、過去に伺った先が不在だったのでご連絡したところ場所が変わっていたということがあります。
このようなトラブルにならないように、確認を是非しておきましょう。
親御様が在宅かどうか確認すること!
私は、割とこの項目大切かなと思っています。
これは母子分離のときにも対応が変わってきます。
ご在宅でもお子様とお話ができる方や、在宅でも同室の方、仕事に集中したいので部屋には入らないようにしてほしい方、などニーズはさまざまです。
ニーズにお応えできるよう、お子様の機嫌などにも合わせてサポートしていけたらいいですね。
終了後の引継ぎ確認を必ず行うこと!
これは実際に起こったトラブルがあります。
お母様のご帰宅が終了時間を過ぎても遅かったので、ご連絡しましたが繋がらなかったため、第2連絡先のお父様にご連絡しました。
お父様は自宅近くで働いておられたので、お父様が先にご帰宅されました。
そのままお母様に確認せず引き継いだことが、お母様にとっては良くなかったようで、後にトラブルが起こってしまいました。
その件は解決しましたが、引き継いだ方からの指示で引き渡しをしっかり行うことが大切だと学びました。
当日、先にご家族の方がご帰宅されても、引き継いだ方への了承を得てから退出をする方が良いです。
このようなトラブルが起こらないよう確認しましょう。
母子分離が不安な親御様やお子様の対応について聞くこと!
シッターをご利用する方の背景はさまざまです。
初めて利用される方、ワンオペが大変だから一緒に見てほしい方、自分の時間が欲しくてリフレッシュしたい方…など本当にたくさんの背景があって、ご利用されています。
またお子様の性格や、その日の体調、機嫌などによってもサポートの仕方を変えなければいけません。
特に初めて利用される方は、親御様もお子様も不安になることがあることが多いです。
そういった場合に、どう対応するのか、親御様とよく話し合い、どちらにも寄り添えるサポートができるようにしていきたいですね。
避難場所や避難経路の確認をすること!
地震や火事が起こった際に、必要になります。
地震の場合は、連絡がとれなくなる可能性が高いので、避難所もしくは避難場所を必ず確認しておきましょう。
避難経路も同じです。非常階段や避難はしごなど確認することが大切です。
当日ヒアリングシート
事前ヒアリングシートを見ながら、一緒に当日確認しましょう。
ご用意いただくものや操作方法などの確認が多いので、ほとんどチェックボックスで書き込んでいます。
もちろん、当日のお子様の体調は必ずお聞きしましょう。
送迎ヒアリングシート
最近は、ICT化も進んでおりほとんどの保育園はiPadなどで打刻するようになっています。
セキュリティもしっかりと行っている場合もありますので、しっかり確認しましょう。
病児・病後児ヒアリングシート
病児・病後児のヒアリングは、症状を細かく聞いて、嘔吐処理グッズなど準備いただきましょう。
こちらで処理できないこともお伝えすることが大切です。
また、親御様が外出される場合、一定時間毎に症状やご様子をご連絡すると、安心されると思います。
低年齢児ヒアリングシート
私は低年齢児のサポートが少ないですが、お預かりした場合にすぐ活用できるように作成しました。
成長の記録は母子手帳を見せていただいても大丈夫かと思いますが、事前面談時には親御様との会話でお聞きする方が良いかと思います。
まとめ
今回、作成したのは、以下のヒアリングシートです。
1.事前ヒアリングシート
2.当日ヒアリングシート
3.送迎ヒアリングシート
4.病児・病後児ヒアリングシート
5.低年齢児ヒアリングシート
ヒアリングシートは、各ご家庭に寄り添うための大切なツールです。
ヒアリングシートは常に改良を重ねて、自分に合ったヒアリングシートを作成していきましょう。
親御様にもお子様にも安心していただけるように、丁寧にヒアリングをしていくことが大切です。
また、新規のご家庭だけでなく、定期のご家庭とのヒアリングも、期間を決めて再度ヒアリングすることも大切だと思います。
丁寧に聞き取り、各ご家庭の背景を知って信頼関係を築き、最高のサポートをしていきましょう!
有料となりますが、テンプレートをお送りいたします。
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