個人事業主として働き始め、5月で4年が経とうとしています。
今までしてきた活動内容を振り返り、今後どういう風に活動していくかをお伝えしていければと思います。
個人事業主として、働き始めようとしている方に少しでも参考にしていただくよう、丁寧にお伝えしていきます。
個人事業主で働く前の私
20歳から公立保育所、私立保育園に勤務し、正職員やパートなど勤務形態も変えるなどして、4年と少し現場で働いていました。
働いていくと同時に、短大時代からやってみたかったことをやりたい気持ちが強くなり、退職を決意。
最後に勤務していた園の理事長には、採用前からお話していたので、有難いことに快諾していただきました。
保育園の現場を離れる前にしていたこと
やりたいことをやるために、生活もしていくために仕事をして稼がなければならない。
退職金をいただくけれども、その退職金はいつか無くなる。
そう思いながら暮らしていると、退職する前にちょうど運よく、知り合いの方から
「ベビーシッターで働いてみたら?」
とお声かけいただきました。
あまり信用していない方だったこともあり(何故かというとマルチ商法に関わっていた方だったので笑)、1,2か月ほど悩みました。
ですが、保育士の資格を活かせて、大好きな子ども達に関わる仕事が続けられる、しかも自分で料金設定できるということで、とりあえずやってみようと紹介いただいた仲介会社に登録しました。
私が退職したのは2019年7月ですが、2019年5月末には合格し、6月にはベビーシッターと家事代行のデビューを果たしていました。
働き始めてからの初動
実績を上げるために
ご依頼をいただかなければ、実績も上がらない、収入も増えない。
実績を上げた方法をいくつかお伝えします。
価格設定は低くする
保育園勤務での保育経験はあったけど、シッターでの保育経験はゼロ。
まずは実績を上げるために価格を低めに設定して、依頼数を増やしました。
始めは今までの保育勤務の経験を考慮して、時給1,200円で受注。
周りのサポーターとの差が生まれないよう、また依頼されやすい金額設定をしました。
当時まだ保育園を退職していなかったので、土日にスケジュールを空け、平日休みもスケジュールを空けてご依頼いただいていました。
スケジュールを空けまくる
早朝や夜間、お泊りまで可能な限りスケジュールを空けました。
過去に1日最大4件のサポートや1件だけご依頼があったお泊り、7時からのサポート、終電ギリギリまでのサポートを引き受けました。
自分の身体に支障がきたさない程度に働き続けました。
短時間でも引き受ける
シッターや家事代行での懸念点は、電車やバス、車などの移動時間…
始めは1時間のご依頼でも引き受けていたので、サポート時間より移動時間の方が長い場合もありました。
ですが、それも実績につながるので、とにかく短時間でも引き受ける姿勢で行動していました。
どこまでもサポートに行く
自分がサポートに行ける範囲のご依頼は飛び込んだり、お引き受けしたり…
1時間半かけて滋賀県へ3時間の家事サポート、大阪へ1時間半以上かけて戻り、大阪府内で夕方から夜にかけてのシッターサポートを過去に引き受けていました。
自分が住んでいる近辺だけでなく、時間をかけてでもご自宅へ伺い、ただがむしゃらに突っ走っていました。
実績につながることも並行して行う
研修を受ける
各自治体からのメールで届く研修、あるいは仲介会社での研修を積極的に参加しました。
参加した後は、できるだけプロフィールに記載しています。
勉強をしていることをご依頼者様にお伝えすることで、安心や信頼につながる場合もあります。
今まで保育園で研修を受けていたことも、1人になると自然とやらなくなってくることが多くなってきます。
研修を受けることで、自分の日々の保育の振り返りができるので積極的に参加しましょう。
他のサポーターのプロフィールを参考にする
ある程度実績を重ねると、レビューも増え、ご依頼も増えるようになってきました。
もう少し時給を上げたいと思っていましたが、このまま引き上げてもいいのかと悩みました。
当時横のつながりはほとんど無かったため、同じ仲介会社のサポータープロフィールを参考にし、時給やオプション料金の設定を行いました。
料金が高すぎてもご依頼がつながらない場合もあり、実績を確実に積みたい方は足並みは揃えていた方が良いです。
自分を売り出す
対面のサービスは自分が商品となるので、自分を売り出すために何が必要か。
自分を宣伝する手段を増やしておくことが大切です。
仲介会社は集客をしてくれるので、とても便利です。(というか有難い!!)
仲介会社だけの集客だけに頼らず、自分を売り出す場を広げていくと、依頼につながる可能性もあります。
細かい集客方法は次にお伝えしたいと思います。
集客方法
今まで私がしてきた方法は、主にSNS、チラシのポスティングです。
あるいは同じ仕事をしている仲間とのつながりでご依頼いただくこともあります。
SNS
1.ペルソナ設定をする
2.フォローしてつながりを増やす
3.その方たちに向けて情報発信を続ける
自分を売り出す相手を間違えたら、ご依頼にはつながりません。
どなたに届けると良いのか、どのような内容を発信していくのかを日々考えて行動に移しています。
私はできるだけ、毎日1投稿はできるようにしています。
チラシポスティング
私はチラシを作成し、ポスティングをしました。
Canva
チラシだけでなく、名刺やプレゼンテーション、動画やSNS投稿用の画像まで幅広く作成できます
印刷おすすめサイト
プリントパック
登録すると、ポイントが付与されるので、ポイントを使って印刷代を0円にできます
私はデザインを考えることが苦手…
苦手は頼ることが大事なので、デザインを作成してくれる方に依頼しています。
ココナラ
チラシ作成のデザインなど得意な方が仕事を掲載されています
リベシティ
オンラインコミュニティになりますが、私も入っていました
そこで気の合う方と知り合い、今もデザインの依頼はその方に依頼しています
始めはポスティングすることも躊躇っていた私…
最終的には、やってみないと分からない精神でポスティングをしていました。
ポスティングについては、注意をすることがあるので他サイトを参考にしてください。
同じ仕事をする仲間からの依頼
横のつながりをもっていれば、困っているご家庭の依頼を伝えていただいたり、他の仕事をつないでいただいたり…
たくさんの方と繋がっていればいるほど、どんどん広がっていき、つながりも強くなっていきます。
縁が縁を呼ぶので、しっかりとチャンスを掴みにいきましょう。
デビューから約1年間の実績
2019年5月末にスタートし、6月の実績は7件。
100回を超えたところで、100円の時給値上げをしました。
2019年7月は12件、8月は18件。
9月(活動期間約4か月)で1人分の生活費は稼げるようになりました。
仲介会社のみでの実績は、49件のときに最高額を叩き出しました。
こんな感じでご依頼が入っていれば、実績にもつながりました。
SNSやチラシからのご依頼は数は少なく、SNSからご依頼につながったことはたった1件。
理由を尋ねたところ、「発信している内容で人柄が良さそうと感じ、お願いしたいと思ったから」と仰っていました。
その言葉だけでも大変ありがたかったです。
危機…!?依頼がゼロになった話
2019年から活動し、2020年になったころ、コロナウイルスが世界で広まり、日本でも広がり始めた第1波。
当時は本当にみんなが怖がっていたので、誰とも会いたくない、会えない状況が続きました。
第1波の影響で外出自粛命令、もちろん依頼はゼロになりました。
ご依頼が1件も来なかった期間が、約1か月間。
このままこの生活が続いたらどうしようと先が全く見えない不安が多く、収入も激減。
確定申告の税金を納めるのを遅らせたいと、税理士に泣きそうになりながら相談したほどでした。笑(当時はある学校に通っていたので本当に貯金も少なかった…笑)
自粛していた分、お金を使うことが少なかったので、案外生活できるものだと分かりましたが、それでもあの時は不安が大きかったです。
外出自粛要請が解除された後は、ご依頼が増え始め、やはりベビーシッターと家事代行の需要は高いものだと実感しました。
これからの活動で考えていること
ここまでの経験を通して、これからも自分の価値を上げ、時間単価を上げて、働く時間を減らしていきたいと思っています。
働く時間を減らすためにはどうすればよいのか、時間単価を上げるにはどうすればよいのか、自分の価値を上げるためにはどうすればよいのか…
一生考えていそうな気がします。笑
また、自分の欲を全部満たそうとすると、キリがなくなり、何のために稼ぐのかということが分からなくなります。
そういう時はマインドマップを作成して、見直して働いていきましょう。
そして誰かと話すことは自分と向き合うきっかけになるので、たくさんの人と話して、初心に帰ってよりよいサービスを提供できたらと思っています。
私自身、次の目標もしっかり立てており、そこまでに向かうための目標も立てています。
どこまでいけるか分からないけど、行動し続けていきたいと思います。
まとめ
今も走り続けているけど、始めの時ほど突っ走る必要があるのかと感じています。
やっていないことや知らないことになると、不安になるのは当たり前のこと。
私もたくさん悩んできたし、現在も悩むことはあります。
でも進み続けるしか自分が変わる方法がありません。
自分のペースで楽しんで活動していこうと思います。
PRロリポップ!レンタルサーバー会員登録 / GMOペパボ株式会社
コメント